犬が骨を丸呑みした!考えられるリスクと緊急時の対処法

犬が骨を丸呑みしたけど大丈夫

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犬が骨を丸呑みしてしまった(といっても、ある程度はかみ砕いて小さくしていますが)としても、犬の胃液はいとも簡単に骨を溶かす消化力を持っているので、基本的には大丈夫です。


骨を丸呑みしても、白いポロポロのウンチで出てきたりします。ですが、骨が喉に詰まったり、胃や腸に問題が発生するリスクは心配の種ですよね。


このページでは、犬が骨を丸呑みした際のリスクや、適切な対処法について詳しく解説します。

「なんでオマエら犬は人間のように咀嚼(そしゃく)して、食事を楽しまないんだ?」ってか?

ワイらは元々は群れで生活しとったんで、そらもう食べ物の取り合い合戦が日常やったんやで~。

だから他の奴らに取られへんよーに、速く多く食べる=『丸呑み』する必要があったんや。

で、今もその習慣が残っているっちゅーことなんやで。


犬が骨を丸呑みしてしまった!リスクと緊急対処法

結論として、骨を丸呑みしてしまった場合には喉や胃腸に詰まるリスクがあります。さらに、健康に大きな問題を引き起こす可能性もあります。


特に骨が大きすぎたり、加熱されている場合には犬にとって非常に危険です。飼い主としては、愛犬が誤って骨を丸呑みしてしまった際には、迅速かつ適切な対応が必要です。


    犬が骨を丸呑みしてしまうと、以下のようなリスクがあるので注意が必要です。

    • 喉や食道に詰まるリスク

      骨が喉に引っかかると、犬は咳き込んだり、嘔吐しようとする行動を見せることがあります。これがひどい場合、呼吸が困難になり、命に関わることもあります。

    • 胃腸の負担と消化不良

      骨が胃に到達した場合、サイズや状態によっては消化不良や下痢を引き起こすことがあります。特に、加熱された骨や硬い骨は消化しにくく、胃腸に負担をかける可能性が高いです。

    • 内臓の損傷

      鋭利な骨が消化管を傷つけると、血便が出たり、激しい腹痛が見られることがあります。こうした場合、すぐに動物病院での処置が必要です。

    骨の種類による安全性の違い

    犬に与える骨の種類によってリスクは異なります。どんな骨が安全で、どんな骨が注意が必要なのかを理解しておくことが大切です。

    • 鳥の骨(加熱したものは危険)

      鳥の骨は加熱すると縦に裂けやすく、非常に鋭利になります。そのため、犬の消化器官を傷つける危険性が高いです。


      生の状態であれば、比較的安全ですが、それでも大きさに注意する必要があります。

    • 牛の骨

      牛の骨は他の骨よりも安全とされていますが、大きさには注意しましょう。


      特に小型犬には、大きな骨を与えると喉に詰まるリスクがあるため、犬のサイズに合ったものを選んでください。

    • 魚の骨

      魚の小骨は特に危険です。細くて尖っているため、胃や腸に刺さる可能性が高く、場合によっては手術が必要になることもあります。


      魚を与える場合は、必ず骨を取り除いてから与えるようにしましょう。

    骨を丸呑みした時の応急処置方法

      もし愛犬が骨を丸呑みしてしまった場合、冷静に行動することが大切です。以下の手順で対処してください。

      1. 状況を確認する

        犬が咳き込んでいたり、口を頻繁に掻いている場合、喉に骨が引っかかっている可能性があります。


        まず、犬の口の中を確認し、見える範囲で骨を慎重に取り除きましょう。


        ただし、無理に引っ張り出そうとするとかえって悪化する可能性があるため、無理はしないでください。

      2. 動物病院に連絡する

        嘔吐が止まらない、血便が出ている、あるいは犬が元気を失っている場合、すぐに動物病院へ連れて行ってください。


        これらは骨が消化器官に深刻なダメージを与えているサインです。

      3. 胸を軽く叩く応急処置

        骨が喉に詰まっている場合、犬の胸を軽く叩いて異物を吐き出させることが助けになる場合があります。


        ただし、この方法を試す際も無理をせず、状況に応じてすぐに獣医師に相談しましょう。

      骨を与える際の安全対策と再発防止のポイント

      犬に骨を与えること自体は、上手く行えば有益な面もあります。骨を噛むことでストレス解消や歯の健康維持にも繋がります。


      ただし、安全に与えるためには以下のポイントを押さえてください。

      • 骨のサイズに注意する

        小型犬には小さめの骨を、大型犬には少し大きめの骨を与えるなど、犬の体のサイズに合わせて骨を選ぶことが重要です。

      • 加熱した骨は避ける

        特に鳥の骨は加熱すると裂けやすく危険です。


        生の骨を与える場合でも、衛生管理には気を付け、例えば十分に洗浄したり、与える前に冷凍して殺菌するなどして、食中毒のリスクを避けましょう。

      • 与える量を制限する

        骨の与えすぎは消化不良や便秘の原因となります。例えば、小型犬には手羽先の骨を1本程度、大型犬にはそれに応じたサイズの骨を少量与えることが目安です。


        初めて与える場合は、少量から始め、犬の反応を観察しながら量を調整してください。

      骨の代わりに安全な噛むおやつを与える

      骨を与えることに不安がある場合、代替の噛むおやつを活用するのも良いでしょう。


      市場には犬専用のガムや、消化が良く栄養豊富な噛むおもちゃ(鹿の角がおすすめ)があります。

      鹿の角【オススメ!】

      画像引用:楽天市場



      犬のおやつ「鹿の角」は、天然素材から作られた噛むためのおやつです。鹿の角は硬くて丈夫で、犬が長時間噛むことによって歯をきれいに保ち、ストレス解消にも役立ちます。


      また、カルシウムなどの栄養素が含まれているので、ワンちゃんの健康に良い影響を与えてくれます。


      ただし、噛む力が強い犬には歯の損傷のリスクがあるため、与える際は側で見守ってあげてください。


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      犬専用ガム

      画像引用:楽天市場


      骨の代わりに与えてあげれば、ワンちゃんは喜んでカミカミします!また、歯石予防や歯磨き効果も期待できます。


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      栄養豊富なおやつ

      画像引用:楽天市場



      アキレス腱や鶏のささみジャーキーなど、硬さがありつつも安全に消化できるものを選びましょう。これにより、犬が噛むことで得られる満足感を得られながら、安全に楽しむことができます。


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      まとめ

      骨は愛犬にとって栄養豊富で噛む喜びを提供する良い食品ですが、与え方を誤ると健康リスクが生じることもあります。


      愛犬の健康を守るために、しっかりと知識を身につけて、適切な方法で骨やその他のおやつを楽しませてあげましょう。