犬が飼い主のことを嫌いになるときってどんなとき?

犬が飼い主のことを嫌いになるときってどんなとき?

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飼い犬は飼い主を嫌いになることもあるって少しドキっとしませんか?しっかり可愛がっていなければ、それはワンちゃんに伝わってしまいます。ただ、ワンちゃんもいきなり嫌い!となるわけではありません。必ず、ちょっと嫌なんだけど・・・というサインを送ってくれています。そのサインを見逃さないことが大切です。

犬が飼い主のことを嫌いになるとき

犬が飼い主を嫌いになってしまうこと、あります。例えば、飼い主さんが叱ってばかりいる、嫌がることを強制する、あまりスキンシップを取らない、というようなことが続くと、ワンちゃんに嫌われてしまう可能性があります。大きな声を出す、飼い主さんの機嫌が悪いと対応が酷いなど、人間でも嫌いになるような対応をし続けた時に嫌われてしまいます。

 

また叱ったり大きな声を出したりしているわけでもないのに、嫌われているなぁと思っている人。ニオイをチェックしてください。嗅覚に優れているワンちゃんはニオイにとても敏感です。もし香水をつけていたり、たばこを吸う頻度が高いのなら、その匂いに反応して逃げている可能性があります。タバコ、アルコール、マニキュアなどのニオイは嫌うワンちゃんが多いですよ。ワンちゃんに近づくときは気を付けてみてください。

 

ワンちゃんは嫌いになると必ずサインを出してくれます。ただその嫌いサインに気づかないでいるとますます関係が悪化し、飼い主さんもワンちゃんを可愛いと思えなくなるという負のループになってしまいます。

 

犬が飼い主を嫌いな場合のしぐさや行動

スキンシップ中にストレスサインを見せる

自分の鼻をなめる、あくびをする、体を掻くという仕草はワンちゃんにとってはストレスサインです。ワンちゃんはストレスを感じるとこのような仕草で自分の気持ちを落ち着かせようとします。抱っこしたり、撫でたりし、ワンちゃんとスキンシップを取っているときにこのようなサインをよく見せるという場合は、抱っこの仕方、撫で方に問題があることがあります。ワンちゃんによって好みもありますので、抱き方を変えてみてください。ストレスサインが減ってきたら大成功です。

 

撫でようとすると嫌がる

ワンちゃんは、基本的には大好きな人に撫でてもらうのが大好きです。飼い主さんが撫でようとした時にワンちゃんが喜んで近付いてくるなら良好な関係だと言えます。もし、唸る、顔を背けるなど、嫌がる仕草を見せた場合は要注意です。ワンちゃんからすると『それ以上近づかないで』『怖いから来ないで』というメッセージです。さみしくなりますが、強引に撫でようとしたり、その態度に怒ったりせず、じっくりと関係を縮めていくことが重要です。

 

呼ばれても無視する

ワンちゃんは、たとえおもちゃに夢中になっていても、大好きな人に呼ばれると喜んで駆け寄っていきます。反対に嫌いな人に呼ばれると、無視をすることが多いです。老犬で耳が遠くなっている場合は別として、ワンちゃんを呼んでも無視されることが多い時は嫌われているのかもしれません。

 

嫌いではなくても、名前を読んだ後にワンちゃんが苦手なこと、例えばブラッシングや爪切りなどをしたり、名前を呼んだあとに叱ることが多いと、呼ばれても無視するようになることがあります。呼ばれてそばに行くと嫌なことをされると覚えてしまうのです。ワンちゃんを呼ぶときはおやつをあげる、褒める、遊ぶなどワンちゃんがうれしいことや楽しいことをセットにするようにしましょう。

 

目をそらす

前はよく目が合っていたのに、最近はワンちゃんにスッと目線をそらされることがある場合、これは心が離れている兆候です。一般的に犬が目を合わせないのは『私はあなたに悪い感情を抱いていませんよ』という意思の表れと言われています。逆に敵対心を持っているワンちゃん同士はウゥーとにらみ合って動かないことがありますよね。そのため、ワンちゃんが目をそらしても嫌われていないと判断する飼い主さんもいます。

 

しかし、飼い主さんだけは別です。犬は信頼している飼い主さんならば、普通はアイコンタクトで愛情を伝えようとします。これは飼い主さんは自分の思いをわかってくれるはず、敵意がないとわかっているはずという信頼があるからこそ行われている行為なのです。そのため、前まで目が合っていたのに最近はそらされることが多くなったという場合は、信頼関係は前より薄くなっている恐れがあります。

 

飼い主の方を見て前片足を上げる

こちらに近付いてきたと思ったらピタッと止まり、こちらをジッと見つめながら前方片足をソロっと上げる、という行動を見ることはありませんか?例えばワンちゃんが悪いことをしてしまったり、失敗してしまった後だとすると、『怒られるかも』という不安からこのような行動を起こすことは珍しくありません。しかし、何も悪いことをしていないのに、こちらの姿を見つけただけでこの仕草を見せる場合、その人の存在自体に不安や恐怖を感じている可能性があります。

 

まずはワンちゃんからのストレスサインをしっかりと受け取って、自分がワンちゃんから嫌われているかも?信頼を失っているかも?という自覚を持つことが大切です。自覚が持てれば、ワンちゃんの観察も出来ますし、ワンちゃんと積極的に交わろうとすることができるからです。

 

愛犬からのこんな態度、嫌われているの?

背中を向ける

ワンちゃんが近くへ来てくつろぎ始めたけど、なぜか背中を向けている。ちょっと冷たく感じちゃいますよね。もしかして嫌われている?嫌なの?と不安になる飼い主さんもいるのではないでしょうか。でも、安心してください。むしろ飼い主さんとしては喜ぶことなのです。野生時代の犬は、仲間同士でお尻をくっつけて寝ていました。このように急所であるお尻を敵に攻撃されないようにしていたのです。そして、今でも犬は自分に危害を与えることがないと信じている相手以外には背中を見せたがりません。つまり愛犬が背中を向けるのは飼い主さんを信頼している証拠なのです。

 

ワンちゃんが背中を向けてお尻をくっつけてくることがあると思います。ワンちゃんはこうすることで安心するのです。飼い主さんは優しく背中を撫でてあげてください。よりリラックスしてお昼寝するかもしれませんね。

 

座っている飼い主さんの足元で伏せる

飼い主さんに撫でてもらうのをねだるわけでもなく、足元で安心して過ごしているのは、飼い主さんと信頼関係が築けているからこそです。大好きな飼い主さんの存在をそばで
感じたくて足元に寄り添っているのです。たまにやさしく声をかけてあげるともっと仲良くなれますよ。

 

飼い主さんが帰宅しても、自分の居場所から動かない

帰宅しても、動かずチロッと見るだけ・・・。ちょっと寂しい気がしますよね。でも、これはとってもいいことなんですよ。ワンちゃんがちゃんと飼い主さんの帰宅後、しばらく経てば一緒に遊べるなどの『より楽しい時間』が待っていることを知っていて、落ち着いて待っている状態なのです。ハイテンションになるのは今ではないとわかっているんです。これはとっても信頼関係が確立している証拠です。早めに用事を済ませて遊んであげるともっと仲良くなれますよ。おとなしく待っていられたワンちゃんに感謝を込めて遊びや散歩などたっぷり楽しんでください。

 

ワンちゃんから信頼を取り戻す努力をしよう

ワンちゃんから嫌われた状態で飼育を続けるのは飼い主さんにとってもストレスになります。ワンちゃんからサインが出たら、早急に基本的なお世話を丁寧にし、なるべく一緒に過ごす時間を作りましょう。その時、無理に側に来させたり、撫でようとしてはいけません。なんとなく近くにいる時間を増やしてください。その後徐々に距離を縮めながら、しつけを正しく行えば信頼関係は復活していくはずです。

 

話しかけ方も柔らかい・穏やかな声で話しかけることを意識してみてください。ワンちゃんは言葉の意味は分かりませんが、声色や声の大きさには敏感です。声色は大きさによって怒っているのか、喜んでいるのかを判断します。大きな声や怒鳴り声は恐怖を与え、ワンちゃんから嫌われることになります。そのため、なるべく柔らかいトーンで明るく楽しく声をかけてあげましょう。怒ってないよ・敵じゃないよという気持ちを声で伝えてあげてください。焦らずに!

まとめ

ワンちゃんは意外とツンデレさんです。遊んでる最中に唸るのもとっても楽しい!のサイン。余りの楽しさに盛り上がって、唸り声が漏れるのです。このように、知らないと不安になることも、ワンちゃんには大好き!楽しい!のサインのことも多々あります。ワンちゃんからのサインをたくさん知って、楽しい愛犬生活送ってくださいね。