エクストレイルT33のインテリジェントルームミラーについて、
「付いていない車にも後付けできるのか」
「ミラー型ドラレコへ交換できるのか」
「本体と取り付けにいくらかかるのか」
と迷っていないでしょうか。
後付け方法は、現在の車に純正インテリジェントルームミラーが付いているかどうかで変わります。
この記事では、純正ミラーの後付け可否、ミラー型ドラレコとの違い、T33に適合する交換型、取り付け工賃を説明します。
- 純正インテリジェントルームミラー本体は、後付け用の純正アクセサリーとして設定されていない
- 純正ミラー非装着車には、T33への適合が確認された交換型が候補
- 純正ミラー装着車で録画機能を追加するなら、別体の前後ドラレコが第一候補
エクストレイルT33の純正インテリジェントルームミラーに後付け設定はない
エクストレイルT33には、純正インテリジェントルームミラーを納車後に追加できる純正アクセサリーはありません。
装備状況は、車両の発売時期とグレードによって異なります。
純正インテリジェントルームミラーを後付けする正式な方法はない
2022年発売モデルのX系では、インテリジェントルームミラーがNissanConnectナビやインテリジェントアラウンドビューモニターなどと組み合わされたセットメーカーオプションでした。
メーカーオプションは新車注文時に申し込み、日産の工場で装着されます。注文後に追加することはできません。
日産公式のT33用アクセサリーにも、インテリジェントルームミラー本体を後付けする商品は掲載されていません。
純正ミラーが付いていない車では、必要な機能に応じて次のどちらかを選びます。
- 後方表示と前後録画を追加するなら、ドラレコ一体型デジタルミラー
- 録画だけを追加するなら、別体の前後ドライブレコーダー
社外品を購入する前に、車両への適合、商品保証、取付工賃まで確認してください。
2022年発売モデルと2024年6月以降では装備が異なる
T33は、発売時期によってインテリジェントルームミラーの装備状況が異なります。
| 車両 | インテリジェントルームミラー |
|---|---|
| 2022年発売モデル・G系 | 標準装備 |
| 2022年発売モデル・X系 | セットメーカーオプション |
| 2022年発売モデル・S系 | 設定なし |
| 2024年6月20日発売の仕様向上モデル以降 | 全車標準装備 |
2022年発売モデルのX系は、同じグレードでも新車注文時のオプションによって装備が異なります。
中古車の場合は、年式やグレードだけで判断せず、実車のミラーがカメラ映像に切り替わるか確認してください。
装備が分からない場合は、車台番号を伝えて日産販売店に確認してください。
純正インテリジェントルームミラーとミラー型ドラレコの違い
純正インテリジェントルームミラーとミラー型ドラレコは、どちらもミラー部分に後方映像を表示します。
ただし、純正ミラーは後方確認を助ける車両装備であり、ミラー型ドラレコは前後映像を記録する電装品です。
| 比較項目 | 純正インテリジェントルームミラー | ミラー型ドラレコ |
|---|---|---|
| 後方映像の表示 | 対応 | 対応 |
| 通常ミラーへの切り替え | 対応 | 商品による |
| 前方録画 | 非対応 | 対応 |
| 後方録画 | 非対応 | 対応 |
| 駐車監視 | 非対応 | 商品による |
| SDカードへの保存 | 非対応 | 対応 |
純正ミラーは後方確認用で録画機能はない
純正インテリジェントルームミラーは、車両後方のカメラ映像をミラー内の画面に表示します。
後席に人が座っているときや、荷室に大きな荷物を積んでいるときでも、車内に遮られず後方を確認できます。
レバーを操作すれば、カメラ映像から通常の鏡へ切り替えられます。
ただし、純正ミラー自体に映像を保存する機能はありません。事故時や走行中の映像を残したい場合は、別にドライブレコーダーが必要です。
後方表示と前後録画をまとめるならドラレコ一体型
ミラー型ドラレコは、後方映像の表示と前後録画を一つの機器にまとめたい人向けです。
商品によっては、次の機能にも対応します。
- 衝撃を検知した映像の保存
- 任意のタイミングでの手動録画
- エンジン停止後の駐車録画
- 録画映像のSDカード保存
ただし、「エクストレイル対応」という表記だけで適合を判断しないでください。
自分の車両型式への適合、純正インテリジェントルームミラーの有無、リアカメラの設置場所まで確認する必要があります。
純正ミラーの有無で後付け方法が変わる
商品を選ぶ前に、現在の車が次のどちらに当てはまるか確認してください。
- 通常の防眩式ルームミラーが付いている
- 純正インテリジェントルームミラーが付いている
純正ミラー非装着車には交換型が候補になります。
純正ミラー装着車で録画機能を追加する場合は、純正ミラーを残せる別体の前後ドラレコが第一候補です。
純正ミラー非装着車は交換型が候補
通常の防眩式ルームミラーが付いているT33では、純正ミラーを取り外し、取付アームで固定する交換型デジタルミラーが候補です。
アルパインでは、T33・SNT33に適合する取付アーム「KTX-M01-A1」と、次の車外リアカメラモデルの組み合わせが案内されています。
- 10型:DVR-DM1000A2-OC
- 12型:DVR-DM1200A2-OC
対象は、純正インテリジェントルームミラー非装着車です。
交換型は、純正ミラーにゴムバンドで固定する被せ型よりも、取付部分や配線を目立たせずに設置できます。
一方、交換後は純正ミラーの自動防眩機能を使えません。純正ミラーにセンサーや表示機能が内蔵されている車両には、交換型デジタルミラーを取り付けられない場合があります。
購入前に確認する項目は次のとおりです。
- 自分の車両型式に適合するか
- 純正インテリジェントルームミラー非装着車が対象か
- 適合する取付アームが含まれているか
- リアカメラが車外用か
- 駐車録画に必要な配線が含まれているか
純正ミラー装着車は別体の前後ドラレコが第一候補
今回適合を確認したアルパインの交換型は、純正インテリジェントルームミラー装着車には取り付けできません。
純正ミラー装着車で録画機能を追加したい場合は、純正ミラーを残せる別体の前後ドラレコが第一候補です。
この方法なら、純正ミラーの後方表示や通常ミラーへの切り替えを残したまま、前後録画を追加できます。
インテリジェントアラウンドビューモニターの表示先にも注意が必要です。車両の年式やナビの種類によっては、アラウンドビューモニターの映像がインテリジェントルームミラーに表示されます。
商品を購入する前に、次の情報を施工店へ伝え、純正機能への影響と取付可否を確認してください。
- 初度登録年月
- 車両型式
- ナビやディスプレイオーディオの種類
- 純正インテリジェントルームミラーの有無
- アラウンドビューモニターの表示先
被せ型は厚みと操作性を確認して選ぶ
被せ型は、純正ミラーを取り外さず、その上からミラー型ドラレコを固定する方式です。
純正インテリジェントルームミラー装着車でも、ミラーの外寸や固定方法が合う商品なら取り付けられる可能性があります。ただし、T33への適合情報や施工例を確認してから選んでください。
購入前に確認する項目は次のとおりです。
- 純正ミラーの外寸に対応しているか
- 固定部がレバーやボタンを塞がないか
- サンバイザーと干渉しないか
- 重量でミラーが下がらないか
- 走行中に画面が振動しないか
- 電源が切れたときに鏡として後方を確認できるか
- T33への適合情報や施工例があるか
被せ型は、大画面で後方を確認しながら、前後の映像も録画したい人向けです。
録画機能だけを追加したい場合は、別体の前後ドラレコの方が純正ミラーの表示と操作を残せます。
T33へ取り付ける前に確認すること
デジタルインナーミラーを購入する前に、リアカメラの位置、駐車監視の使い方、純正カメラの流用可否を確認してください。
アルパインは車外リアカメラ型が適合する
T33でアルパイン製品を選ぶ場合、適合が確認されているのは車外リアカメラ型です。
アルパインの車内リアカメラ型は、リアウインドーの熱線が映り込むため、T33では適合外です。
車外リアカメラの取り付けでは、次の作業が必要になります。
- 車両後方までの配線
- バックドア開閉部への通線
- カメラ固定部の防水処理
- 後方が正しく映るようにする角度調整
商品代だけでなく、車外リアカメラの取り付けを含む工賃まで確認してください。
駐車監視は補機バッテリーを消費する
アルパインのドラレコ一体型デジタルミラーは、駐車録画にも対応しています。
ただし、駐車中は補機バッテリーの電力を使います。
次の使い方では、駐車監視の録画時間を短くするか、駐車監視をオフにすることも検討してください。
- 近距離走行が多い
- 数日以上乗らないことがある
- 補機バッテリーの使用年数が長く、劣化が気になる
- 他にも常時電源を使う電装品を付けている
e-POWER車でも、ドラレコによる補機バッテリーへの負担はあります。
駐車監視を使う場合は、録画時間と低電圧停止設定を施工店に相談してください。
純正カメラを社外ミラーへ流用できるとは限らない
T33には、純正インテリジェントルームミラーやアラウンドビューモニター用のカメラがあります。
ただし、純正カメラの映像を社外デジタルミラーへそのまま入力できるとは限りません。
確認が必要なのは次の項目です。
- カメラの映像信号
- 接続端子と配線
- カメラへの電源供給
- 車両制御との連携
- 社外ミラー側の入力方式
今回適合を確認したアルパイン製品も、付属のリアカメラを新たに取り付ける構成です。
商品ページや適合表に純正カメラ流用の記載がなければ、流用を前提に購入しないでください。
T33のデジタルインナーミラー本体価格と取り付け工賃
アルパイン公式直販では、T33・SNT33向けの取付コミコミパッケージが販売されています。
アルパイン公式の取り付け工賃は3万8,000円
| 商品 | 取付コミコミ総額 | 取付工賃 |
|---|---|---|
| 10型 DVR-DM1000A2-OC | 13万3,480円 | 3万8,000円 |
| 12型 DVR-DM1200A2-OC | 13万5,680円 | 3万8,000円 |
価格は2026年7月15日時点のアルパイン公式直販価格です。
取付コミコミ総額には、次の内容が含まれています。
- ドライブレコーダー搭載デジタルミラー本体
- T33・SNT33に適合する取付アーム「KTX-M01-A1」
- 純正ミラーの取り外し
- 車外リアカメラの取り付け
- 自宅への出張取付
対象車両は2022年6月以降のT33・SNT33です。ただし、純正インテリジェントルームミラー装着車には取り付けできません。
10型と12型の総額差は2,200円です。画面の大きさだけで決めず、運転席からの見え方やミラー周辺の圧迫感も考えて選んでください。
既設ドラレコの撤去は追加料金、持ち込み施工は要見積もり
すでにドライブレコーダーを取り付けている場合は、撤去費用が追加されます。
| 撤去する機器 | 追加費用 |
|---|---|
| 前方のみのドライブレコーダー | 3,300円 |
| 前後ドライブレコーダー | 6,600円 |
純正ミラーの取り外しは、取付コミコミ価格に含まれています。
アルパインストア以外で購入した商品や、取付コミコミパッケージに含まれない作業の工賃は、施工店ごとに異なります。
持ち込み施工を希望する場合は、商品型番と車両情報を伝えて見積もりを取ってください。
見積もり時に伝える情報は次のとおりです。
- 初度登録年月
- 車両型式
- 純正インテリジェントルームミラーの有無
- 取り付ける商品の型番
- 既設ドライブレコーダーの有無
- 駐車監視を使用するか
本体価格だけで比較せず、取付部品、工賃、既設機器の撤去費を含む総額を確認してください。
まとめ|T33は純正ミラーの有無を確認してから後付け方法を選ぶ
エクストレイルT33の後付け方法は、純正インテリジェントルームミラーの有無で変わります。
純正ミラー非装着車には、T33への適合が確認された交換型が候補です。
純正ミラー装着車で録画機能を追加したい場合は、純正機能を残せる別体の前後ドラレコが第一候補です。
購入前に、初度登録年月、車両型式、純正ミラーの有無、リアカメラの設置場所、取付総額を確認してください。